【6月2日(日)】安田記念 2019年重賞出走予定馬

アーモンドアイ 牝4
騎手:C.ルメール
厩舎:(美)国枝栄
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ(母父:サンデーサイレンス)

遠征後の疲れをほとんど感じさせない馬体。うっすらと斑点が浮き出た状態で、筋肉もまるで落ちていない。ジャパンカップ出走時の馬体と比較すれば、腹構えがたくましくなったような印象さえ受けるので仕上がりについての不安は考えなくていいと思う。確かに短距離という体付きではないかもしれないが、この馬のセールスポイントはレースでの融通性を持っていることであり、それは天性のものと考えている。マイルの距離に戸惑うとは思えない。


ダノンプレミアム 牡4
騎手:川田将雅
厩舎:(栗)中内田充正
父:ディープインパクト
母:インディアナギャル(母父:Intikhab)

黒光りしている毛ヅヤの良さがとにかく目を引く。抜群と表現していいレベルだろう。ディープインパクト産駒にしては少し胴の詰まった馬体で、頭の位置も高い。このシルエットを見れば、マイルから中距離くらいまでがベストと判断する陣営の気持ちも理解できる。スピードが豊富なので、レースでは常に先行する形になってはいるが、サンデーサイレンス系らしい柔らかさを感じる繋をしている馬。瞬発力も相当なレベルのはずだ。


アエロリット 牝5
騎手:戸崎圭太
厩舎:(美)菊沢隆徳
父:クロフネ
母:アステリックス(母父:ネオユニヴァース)

牝馬と思えない非常に逞しい馬体をしている馬で、特に張りのあるアゴは牡馬も顔負け。圧倒的なボリュームを誇るトモ、たっぷりとある胸囲も同馬の特徴のひとつであり、この2つの部分も牡馬を凌駕している部分だ。ネオユニヴァースが母父に入っている血統にしては、少し繋が立ち気味で、これは父のクロフネが強く出てきた影響によるものかもしれない。芦毛の毛色も含め、全体的に父の影響が強い馬。


ステルヴィオ 牡4
騎手:D.レーン
厩舎:(美)木村哲也
父:ロードカナロア
母:ラルケット(母父:ファルブラヴ)

アーモンドアイと同じロードカナロアの産駒だが、トモの格好はこちらのほうが少し薄め。牡馬であることを考えれば、少し物足りなくも感じるが、サンデーサイレンス系の影響を受けた馬体ということなのだろう。早生まれの4歳馬ということで、すでにキ甲が抜け、そのシルエットは完成形に近い。好調の兆しである斑点が浮き出た馬体を見れば、前走からの上積みを期待しても良さそうだ。


インディチャンプ 牡4
騎手:福永祐一
厩舎:(栗)音無秀孝
父:ステイゴールド
母:ウィルパワー(母父:キングカメハメハ)

母ウィルパワーはリアルインパクト、ネオリアリズムの半姉として知られている馬。2頭の叔父よりもコンパクトにまとまった馬体は、同馬の父であるステイゴールドの影響を受けたものだろうが、少し胴が詰まったところは、豊富なスピードを持つ母系の影響と考えている。やや頭の高い面があり、これも距離に限界を示す理由とも言えそうだ。アバラ骨がうっすらと見える状態ながら、胸前とトモの部分の筋肉は隆起。いい雰囲気だと思う。


モズアスコット 牡5
騎手:坂井瑠星
厩舎:(栗)矢作芳人
父:Frankel
母:India(母父:Hennessy)

筋肉量の豊富なガッチリタイプ。特に首から肩にかけてのボリュームが目立っている。フランケル産駒ということで注目されることが多いが、この馬は母父のヘネシーの影響のほうが強いのではないだろうか。ヨーロッパ系の馬ではなく、アメリカ系のスピードを全身から感じる。距離の融通性は低く、短距離に向いたタイプだろう。


サングレーザー 牡5
騎手:岩田康誠
厩舎:(栗)浅見秀一
父:ディープインパクト
母:マンティスハント(母父:Deputy Minister)

あばら骨がうっすらと浮き、無駄な肉がない状態。毛ヅヤ、馬体の張りともに休み明けだった前走の大阪杯以上で、ひと叩きした効果を感じさせる雰囲気だ。肩周りの筋肉はしっかりとしているが、マイラーとしてはやや薄めの馬体。ディープインパクト産駒の特徴が出た馬と言っていいかもしれない。トモの格好などは特に顕著だ。


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