【4月28日(日)】天皇賞(春) 2019年重賞出走予定馬

フィエールマン 牡4
騎手:C.ルメール
厩舎:(美)手塚貴久
父:ディープインパクト
母:リュヌドール(母父:Green Tune)

くの字に曲がった前肢が気になる馬。わん膝(しつ)と呼ばれるのだが、真っ直ぐに肢の伸びている馬と違い、このようなタイプの馬は足元への負担がどうしても大きくなってしまう。これが数を使えない理由のひとつではないだろうか。それ以外の部分に気なるところはなく、飛節もしっかりとしている。キ甲の抜けもまずまずで、馬体をすっきりと見せているのも好材料。


グローリーヴェイズ 牡4
騎手:戸崎圭太
厩舎:(美)尾関知人
父:ディープインパクト
母:メジロツボネ(母父:スウェプトオーヴァーボード)

母父スウェプトオーヴァーボードは芦毛の馬で、母のメジロツボネも同様だった。黒鹿毛の同馬は隔世遺伝ということになるのだろうか。体付きは日経新春杯に出走したときと大きく変わらないが、均整の取れた馬体をしており、柔らかい繋も好印象。キ甲がもう少し抜けてくると、さらにしっかりとしてくるだろうが、現状でも悪くない格好をしている。太めも感じない。


エタリオウ 牡4
騎手:M.デムーロ
厩舎:(栗)友道康夫
父:ステイゴールド
母:ホットチャチャ(母父:Cactus Ridge)

ステイゴールド産駒らしいコンパクトな馬体をしている馬で、牝馬のような線の細さを感じる部分もある。首の太さはまずまずで、胸前にもそれなりの筋肉が付いているのだが、4歳牡馬としてはキ甲の抜けがひと息。それが完成しきれていない印象を与えているのかもしれない。菊花賞の時よりもスラッと見せており、太め感のない仕上がりにはなっている。


ユーキャンスマイル 牡4
騎手:岩田康誠
厩舎:(栗)友道康夫
父:キングカメハメハ
母:ムードインディゴ(母父:ダンスインザダーク)

肉付きがいいはずのキングカメハメハ産駒でありながら、他の馬よりも胴が長く、ゆったりと見せる馬体をしている。母父のダンスインザダークから受け継いだものと考えてよく、ゆえに本馬の本質はステイヤー。この条件を歓迎する馬と言えるだろう。まだキ甲の発達がもうひとつだが、この部分を今後の伸びしろと考えれば、先が楽しみな1頭ではないだろうか。


メイショウテッコン 牡4
騎手:福永祐一
厩舎:(栗)高橋義忠
父:マンハッタンカフェ
母:エーシンベロシティ(母父:Lemon Drop Kid)

首がスラっと長く、馬体にも伸びがある。父マンハッタンカフェの影響を強く受けたステイヤータイプの馬体をしている馬だ。長距離への適性は高いと考えていいだろう。キ甲も十分に発達しており、背中からトモの部分もきれいだ。足元に窮屈な部分もない。マイナスとすべき部分がほとんどない平均点の高い馬と言えるだろうか。もうひと絞りあれば、さらにシャープに見せるはず。


クリンチャー 牡5
騎手:三浦皇成
厩舎:(栗)宮本博
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ(母父:ブライアンズタイム)

キ甲が十分に発達し、太めの首としっかりとした胸部がセールスポイント。たくましさを感じるとともに、いかにも丈夫そうに見えるタイプだ。スタミナもあるだろう。ボテッと見せる腹回りの部分をどう考えるかがポイントで、普通の判断なら少し太め残り。しかし、この馬は母父がブライアンズタイムで、同馬の血統はこのような腹構えになりやすい。悪くない仕上がりなのかもしれない。

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