【3月17日(日)】スプリングS 2019年重賞出走予定馬

ヒシイグアス 牡3
騎手:F.ミナリク
厩舎:(美)堀宣行
父:ハーツクライ
母:ラリズ(母父:Bernstein)

無駄な部分がほとんどない、シャープでスラッとした馬体の持ち主。もちろん、筋肉量が十分でないという意味ではなく、均整が取れていると考えてほしい。一つひとつのパーツを見れば、そのほとんどにしっかりとした筋肉が付いており、トモの部分のボリュームなどは、見るべき箇所の一つにもなっている。肩先から足元までの流れも良く、繋も柔らかい。キ甲も十分に出ている。見栄えのいい馬であると思う。


ファンタジスト 牡3
騎手:武豊
厩舎:(栗)梅田智之
父:ロードカナロア
母:ディープインアスク(母父:ディープインパクト)

母父にディープインパクト。しかし、同馬の影響を感じる部分が、この馬には全く見られない。キ甲から肩先にかけての部分が発達し過ぎているので、少しわかりにくくなっているが、首はスプリンターのように短く、胴の部分も詰まり気味。しっかりと盛り上がったトモも、ディープインパクト産駒の特徴と明らかに違う。腹回りにゆとりがあるのは確かだが、それを差し引いても厚みのある馬体だ。ミスタープロスペクター系×デインヒルのイメージでいいと思う。


クリノガウディー 牡3
騎手:藤岡佑介
厩舎:(栗)藤沢則雄
父:スクリーンヒーロー
母:クリノビリオネア(母父:ディアブロ)

様々なタイプの馬がいるスクリーンヒーローの産駒だが、この馬はモーリスのようにスピードを武器としたタイプでなく、ゴールドアクターのような柔軟性を武器にする馬ではないか、と考えている。決してマッチョにはなりきらず、スラッと見せているところが大きな理由。だが、厚みのあるトモの部分など、この時期の3歳馬にしては十分な筋肉は兼備している。ゆえに実績相応の見栄えを保っている。今後が楽しみな馬だ。


シークレットラン 牡3
騎手:内田博幸
厩舎:(美)田村康仁
父:ダンカーク
母:カールファターレ(母父:キングカメハメハ)

アンブライドルズソング産駒のダンカークとキングカメハメハの掛け合わせ。本来、筋肉質な馬体になっても不思議はないが、この馬はサンデーサイレンス×ダイナカールという血統だった祖母エルフィンフェザーの影響が強く出ているのか、見た目にスラッとしている。首も脚も胴も長く、その適性は芝の中距離だろう。繋も柔らかいので、切れる脚も使えるはずだ。3歳にしてはキ甲も発達している。


ロジャーバローズ 牡3
騎手:川田将雅
厩舎:(栗)角居勝彦
父:ディープインパクト
母:リトルブック(母父:Librettist)

500キロの馬体重がある大型のディープインパクト産駒。馬体から受けるイメージはディープインパクトでなく、多重クロスになっているノーザンダンサー系のそれ。決してシャープ過ぎることがなく、一方でダート馬のような重さも感じない。胸前からトモにかけての筋肉の発達が、その理由と言えるだろう。サンデーサイレンス系の影響を感じるのは繋の部分。この柔らかい繋が瞬発力を生む秘訣になっている。


ディキシーナイト 牡3
騎手:石橋脩
厩舎:(美)国枝栄
父:ダイワメジャー
母:カメリアローズ(母父:ホワイトマズル)

2000mくらいまでならこなせるとは思うが、確かに体付きはしっかりし過ぎているほどで、仮にダートで実績を積んできたと言われても不思議のない馬体。繋が少し立ち気味に見えるのも、その印象を強くしているのかもしれない。前走が520キロ台の大きな馬。もっと締まってきそうな感じはするが、太いというわけではない。ボリュームがあるという表現のほうが適当だ。

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