【1月20日(日)】AJCC 2019年重賞出走予定馬

フィエールマン 牡4
騎手:C.ルメール
厩舎:(美)手塚貴久
父:ディープインパクト
母:リュヌドール(母父:Green Tune)

少し首が短く、胴も詰まり気味の印象はあるが、それを差し引いても素晴らしい馬体をしており、さすがキャリア4戦で菊花賞を勝った馬という印象を持った。前述したような体型なので、本質的には中距離くらいに適性がある馬だろうが、脚はそれなりに長いので、これが距離をこなす一因になっていると思われる。キ甲が発達し、胸前のボリュームもトモの厚みも十分。使い込めない弱さがあるそうだが、とてもそんな馬には見えない。


ジェネラーレウーノ 牡4
騎手:田辺裕信
厩舎:(美)矢野英一
父:スクリーンヒーロー
母:シャンハイロック(母父:ロックオブジブラルタル)

がっしりとした馬体はデインヒル系のロックオブジブラルタル、ストームキャットなどがいる母系の影響を感じるもの。基本的にはスピードで押す中距離タイプの馬体だが、それなりの胴の長さがあるので距離をこなすのだろう。要所の筋肉の付き方が良く、キ甲の発達もまずまず。菊花賞以来のレースでもしっかりと仕上がっており、太い印象は受けない。


ダンビュライト 牡5
騎手:北村友一
厩舎:(栗)音無秀孝
父:ルーラーシップ
母:タンザナイト(母父:サンデーサイレンス)

明け5歳という年齢を考えれば、もう少しキ甲が盛り上がってきてもいいように感じるが、気になるところはそれくらい。キングカメハメハの血統らしい筋肉質の馬体。前脚の短さはキングマンボの系統ではよく見る特徴のひとつだ。腹構えは古馬の牡馬らしい風格があり、これも仕上がりは良好。太いようには見えない。


ステイインシアトル 牡8
騎手:内田博幸
厩舎:(栗)池江泰寿
父:ステイゴールド
母:シアトルサンセット(母父:Belong to Me)

祖母のウィークエンドインシアトルは名馬エーピーインディーの全妹。母父のビロングトゥミーはダンジグ産駒のスピード馬だった。ステイゴールド産駒とは思えない首の太さ、胸前の厚みは母系からの強い影響を証明するもので、ステイゴールド産駒ながらスピードを武器にする競馬のスタイルにもそれは表れている。年齢的な衰えはなく、馬体には張りがある。


ショウナンバッハ 牡8
騎手:三浦皇成
厩舎:(美)上原博之
父:ステイゴールド
母:シュガーハート(母父:サクラバクシンオー)

キタサンブラックの半兄という血統の馬だが、弟に似ている面はあまりない。キタサンブラックは体に厚みがあり、非常にたくましい印象を受けたが、この馬は父がステイゴールドのためか全体的に薄くて、長い距離に向いた体型。母のシュガーハートは種牡馬によって違うタイプを出せる繁殖牝馬なのだろう。時期的なものもあるが、馬体が少しくすんで見える点は気になるところだ。


サクラアンプルール 牡8
騎手:蛯名正義
厩舎:(美)金成貴史
父:キングカメハメハ
母:サクラメガ(母父:サンデーサイレンス)

太めの首と胸前には父キングカメハメハの影響を強く感じるが、一方でトモの厚みは物足りない。発達した上半身に対し、トモのボリュームがあまりにも足りないため、前とのバランスがひと息に見えてしまう。ここがマイナス面だ。母父サンデーサイレンスの特徴と考えても不十分だろう。一方で8歳にしては馬体に張りがあり、若々しい印象は与える。

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