【8月12日(日)】関屋記念 2018年重賞出走予定馬

プリモシーン 牝3
騎手:北村宏司
厩舎:(美)木村哲也
父:ディープインパクト
母:モシーン(母父:Fastnet Rock)

母父ファストネットロックは筋肉質でがっしりとしたタイプ。やや胴は詰まり気味でも、馬体そのものはスラッと見せているこの馬は、母父よりも父のディープインパクトに似たシルエットと言っていいだろう。まだ3歳の若い馬。キ甲の部分などはこれから盛り上がってくるとも思われるが、現段階の立ち姿でもバランスの良さは際立っている。個人的には好きな格好の馬だ。


リライアブルエース 牡5
騎手:戸崎圭太
厩舎:(栗)矢作芳人
父:ディープインパクト
母:ゴールデンドックエー(母父:Unusual Heat)

肩から首回りのボリュームは素晴らしく、胸囲のほうも十分過ぎるほどにある。それだけに前との比較で薄く見えてしまうトモの部分に物足りなさがあり、前と後ろのバランスが取れていないようにも感じてしまう。後ろ脚が開きすぎている立ち方も影響しているのかもしれないが、全体的にもう少ししっかりとしてきてもいいはず。


エイシンティンクル 牝5
騎手:和田竜二
厩舎:(栗)坂口正則
父:ディープインパクト
母:キャタリナ(母父:Storm Cat)

キ甲がしっかりと出ているだけでなく、全体的なバランスも取れているので見栄えがする。牝馬らしからぬ腹構えとトモの張りが強調ポイントで、斑点の出ている馬体を見れば、現在の体調の良さもうかがえる。これといった減点材料のない馬体だ。ポイントはストームキャットが入っている血統面で、この配合はスピードが出る反面、気性が激しくなりやすい傾向がある。


フロンティア 牡3
騎手:福永祐一
厩舎:(栗)中内田充正
父:ダイワメジャー
母:グレースランド(母父:トニービン)

前走時よりもボリュームが出たように感じるし、毛ヅヤのほうも素晴らしい。3歳のこの時期でもキ甲が十分に発達。完成度の高い馬と言えそうだ。気になるのは後ろ脚の繋。これが前脚と見間違えるほどに柔らかいので、足元のバランスが悪く見えてしまう。この手のタイプはパンパンの良馬場でしか走れないので、天候が常にポイントとなってくる。


ショウナンアンセム 牡5
騎手:田辺裕信
厩舎:(美)田中剛
父:ジャングルポケット
母:ヴォラドーレス(母父:クロフネ)

トニービンの血が入っている馬はスラッとした馬体をしていることが多いが、この馬は胴が少し詰まり気味。3代前にいるダンジグの影響を受けているのだろう。胸前はたくましく、トモのほうのボリュームも十分。キ甲もしっかりと出ている。飛節の角度も適当で、馬体の張りも目立っている。これといった弱点もなく、馬も充実期に入っている。


チェッキーノ 牝5
騎手:杉原誠人
厩舎:(美)藤沢和雄
父:キングカメハメハ
母:ハッピーパス(母父:サンデーサイレンス)

2年前のオークスと比較で目立った成長が感じられないのが残念と言えば残念。もう少しキ甲が出てもいいだろうし、トモのボリュームが少し不足している。ただし、長い休養があったことは考慮に入れるべきと思うし、牝馬であることを考えれば、これくらいの量でも十分としたほうがいいかもしれない。十分な胸囲と立派な腹構えは休養前から変わっていない。

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