【2月4日(日)】東京新聞杯 2018年重賞出走予定馬

ダイワキャグニー 牡4
騎手:横山典弘
厩舎:(美)菊沢隆徳
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス(母父:サンデーサイレンス)

筋肉質な馬体は父キングカメハメハの影響を強く感じるもので、逆に言えば、母父サンデーサイレンスの影響はあまり感じない馬だ。柔らかい繋をしているが、柔らかいと表現できる部分はそれくらい。写真の写りもあるのだろうが、個人的には折の深い後肢が気になるところで、このようなタイプはパワーの伝達が一定でない。苦手な回りがあるのも、それが理由なのかもしれない。


ダノンプラチナ 牡6
騎手:田辺裕信
厩舎:(美)国枝栄
父:ディープインパクト
母:バディーラ(母父:Unbridled's Song)

加齢の影響で馬体はずいぶんと白くなっているが、斑点がわかりやすく浮き出て、現在の体調の良さは感じさせる。非常にバランスのいい馬で、欠点らしい欠点がない。毛色から母父アンブライドルズソングの影響をイメージするが、馬体はサンデーサイレンス系のそれ。ディープインパクトの産駒らしい柔らかい筋肉を持っている。


グレーターロンドン 牡6
騎手:川田将雅
厩舎:(美)大竹正博
父:ディープインパクト
母:ロンドンブリッジ(母父:ドクターデヴィアス)

胸前やトモには十分な筋肉量がある一方で、全体的にスラッとし過ぎている感じもある。頼りなく見える理由の一つは細い首だろう。キ甲もはっきりと出ておらず、6歳にしては体が幼い。まだ成長の余地がある馬体と言っていいだろう。やや寸の詰まった胴をしており、これはダンジグを祖に持つ母系の影響と考えていい。マイラータイプだ。


クルーガー 牡6
騎手:浜中俊
厩舎:(栗)高野友和
父:キングカメハメハ
母:アディクティド(母父:Diktat)

キ甲も十分に発達し、ゆったりとした首さしから肩先までの流れも素晴らしい。今回の出走馬でも一番と言える完成された馬体の持ち主だ。立ち繋でもなく、かと言って寝すぎていることもない。馬場の状態を問わない足元をしているのも強調ポイントだ。マイラーにしては胴が長めで、仮にマイル以上の距離を使ったとしても割り引く必要はないし、使ってほしいとも思う。


サトノアレス 牡4
騎手:柴山雄一
厩舎:(美)藤沢和雄
父:ディープインパクト
母:サトノアマゾネス(母父:Danehill)

4歳馬にしてはキ甲もしっかり出ているし、首回りの筋肉も十分にある。やや胴が詰まった馬体が適距離はマイルであることを示していると言えそうだ。母父はデインヒルだが、あの馬のような筋肉質な印象はなく、ディープインパクト産駒らしい切れのある体。太め感なく、仕上がっている。


アドマイヤリード 牝5
騎手:藤岡康太
厩舎:(栗)須貝尚介
父:ステイゴールド
母:ベルアリュールII(母父:Numerous)

いかにもステイゴールドの牝馬らしい薄いトモをしている。このトモが推進力を生み出しているとは思えないので、彼女が見せる末脚の爆発力の源は、首から胸にかけての発達した上半身から来ているのだろう。体のないタイプだが、今回は腹回りをふっくらと見せている。休み明けなら、いい傾向と考えるべきだろう。


リスグラシュー 牝4
騎手:武豊
厩舎:(栗)矢作芳人
父:ハーツクライ
母:リリサイド(母父:American Post)

少し胴が長いタイプ。ヴィクトリアマイルを意識してマイル戦に参戦してきたとのことだが、本質的にはマイルだと少し短い印象を受ける。牝馬らしい薄いトモをしているが、この部分はこれでいいのではないだろうか。あばら骨が浮いていた昨秋と違い、今回は全体的に丸みのあるフォルム。歓迎すべき材料だと思う。

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