【4月23日(日)】フローラS 2017年重賞出走予定馬

ホウオウパフューム 牝3
騎手:田辺裕信
厩舎:(美)奥村武
 父:ハーツクライ
 母:マチカネタマカズラ(母父:キングマンボ)

ハーツクライにキングマンボ、エルプラドという血統は長距離系だが、スラッと横に伸びた長方形の馬体の印象も同様。決してマッチョではなく、その筋肉量も適度だ。全体的に牝馬らしい薄さを感じるが、重要になる首周りの肉付きは良く、キ甲もしっかりと出ている。


フローレスマジック 牝3
騎手:戸崎圭太
厩舎:(美)木村哲也
 父:ディープインパクト
 母:マジックストーム(母父:ストームキャット)

ラキシス、サトノアラジンの全妹という血統馬。450キロ程度の馬体のようだが、その印象は雄大で、パッと見た印象は牡馬のようだ。四肢の角度がいいので、ストライドの大きい走りができるだろうし、全体のバランスが抜群なので、余計な負担もかからない。胸囲もたっぷりとあるので、心肺機能も高いはず。


アドマイヤローザ 牝3
騎手:岩田康誠
厩舎:(栗)梅田智之
 父:ハービンジャー
 母:アドマイヤテンバ(母父:クロフネ)

キ甲も出ていて、胸前にもしっかりとした筋肉が付いている。球節の角度も良く、繋ぎも柔らかい。ひとつひとつのパーツはいいのだが、これだけしっかりとした馬体をしているのなら、もう少し首が太くてもいいように思う。毛色から強い影響を受けているのは母父のクロフネ。


モズカッチャン 牝3
騎手:和田竜二
厩舎:(栗)鮫島一歩
 父:ハービンジャー
 母:サイトディーラー(母父:キングカメハメハ)

腹回りはスラッとしており、現段階の仕上がりとしては十分。しかし、トモ高の馬体は成長途上の馬のそれ。これから背中が伸びてきて、そのラインが水平に近くなってくるはずだ。トモ高ではあるが、この部分の筋肉は十分すぎるほどに発達し、それはキングカメハメハの影響によるものと判断できる。


ディーパワンサ 牝3
騎手:内田博幸
厩舎:(栗)松下武士
 父:ディープブリランテ
 母:ポロンナルワ(母父:ラーイ)

立ち方によるが、前脚が少し被り気味に出ている。この手の馬は硬い印象を与えやすく、スタートダッシュに難がある場合も。繋が少し立ち気味ではあるが、後肢の飛節はビシッとしており、トモも発達している。アバラが浮き出た馬体できっちりと作ってあるが、この馬も首が細く、牝馬らしい頼りなさがある。


レッドミラベル 牝3
騎手:吉田豊
厩舎:(美)尾関知人
 父:ステイゴールド
 母:ダンスーズデトワール(母父:ハイエストオナー)

柔らかそうな筋肉の持ち主だが、胸前には逞しい筋肉が付いている。背中が長く、長距離系の馬体をしているのも特徴と言えるだろう。気になるのは後肢の飛節の角度で、これが少しいびつな印象。ここはスピードの原動力になる部分で、ここに難があると、大事なところで瞬時に動けない。

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