競馬界でも“最強”と噂される眼力で、週末レースの有力馬をジャッジ!

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  • 2017年重賞出走予定馬

    【8月20日(日)】札幌記念

    エアスピネル 牡4 騎手:C.ルメール 厩舎:(栗)笹田和秀 父:キングカメハメハ 母:エアメサイア(母父:サンデーサイレンス) 若い時期から高く評価していた馬。馬体に関しての注文を付ける部分はほとんどなく、問題は休み明けで仕上がっているかどうかだけなのだが、ここもほぼ合格点。あばら骨がうっすらと浮いた腹回りに太め感は一切なく、首の部分の無駄肉もない。その一方で、付くべきところに欲しい筋肉は十分に付いている。言うことなしだ。この脚元なら道悪になっても大丈夫。 ヤマカツエース 牡5 騎手:池添謙一 厩舎:(栗)池添兼雄 父:キングカメハメハ 母:ヤマカツマリリン(母父:グラスワンダー) 抜群の状態に見えた大阪杯と比較すると、筋肉が若干ながら落ちてしまっているように感じる。特に目立つのはさびしくなってしまったトモ、少しキリッとし過ぎている腹構え。キングカメハメハ産駒は完成期に入ると筋肉がしっかりと浮き出てくるので、余計にそう感じるのかもしれない。夏場に弱いタイプらしいが、それを聞いて合点がいった。 サウンズオブアース 牡6 騎手:横山典弘 厩舎:(栗)藤岡健一 父:ネオユニヴァース 母:ファーストバイオリン(母父:Dixieland Band) ドバイからの遠征帰りだが、すでに日数も経っており、その影響はほとんどないと考えていいだろう。実際、昨年の有馬記念のほうがすっきりとした腹構えをしており、今回は少しゆとりを持った作りに感じるほど。悪くない仕上がりと判断したい。馬体そのものはすでに完成された状態になっており、これから大きく変わることはないはずだ。 マウントロブソン 牡4 騎手:J.モレイラ 厩舎:(美)堀宣行 父:ディープインパクト 母:ミスパスカリ(母父:Mr. Greeley) 昨年と比較して目立つのはキ甲の発達。十分な盛り上がりを見せており、古馬の牡馬らしい重厚感が出てきている。ディープインパクト産駒らしくないトモの盛り上がりが特徴の馬で、これは母父であるミスターグリーリーの影響によるものと見ている。予想されるよりも距離には限界のあるタイプかもしれない。 タマモベストプレイ 牡7 騎手:吉田隼人 厩舎:(栗)南井克巳 父:フジキセキ 母:ホットプレイ(母父:ノーザンテースト) 前回は後肢を開いた立ち姿で、今回は肢を閉じ気味。その部分が整っていないので、しっかりとした判断しにくいのだが、筋肉の付き方や馬体の張りなど、大きく変わっているところはほとんどなさそうだ。この血統にしては長い距離もこなしているが、それは胴が詰まっていない馬体によるところが大きい。 ロードヴァンドール 牡4 騎手:太宰啓介 厩舎:(栗)昆貢 父:ダイワメジャー 母:ジャズキャット(母父:Storm Cat) 今回の出走馬の中でもコンパクトなシルエットを持つ馬だが、ダイワメジャー×ストームキャットの血統背景を見れば、それも納得できる。トモから飛節、首まわりや胸前もそうだが、要所とされる部分に十分な筋肉があり、それはマイラーの特徴でもある。以前よりもキ甲が出ており、完成期に入ってきた。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は8月25日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『調教師の着眼点 -先週のレース解説-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【8月13日(日)】関屋記念

    【新潟11R 関屋記念】 ウインガニオン 牡5 騎手:津村明秀 厩舎:(栗)西園正都 父:ステイゴールド 母:チャンネルワン(母父:ポリッシュネイビー) 中京記念に出走した際にも指摘したと思うが、この馬の特徴は柔らかい繋。これこそが単調なスピードタイプではなく、相応の瞬発力も有していると考える根拠となっている。前走を使ったあともガタッときているところがなく、どっしりとした腹構えも従来通り。いい状態で出走してくるのではないだろうか。繋が柔らかいという表現をしたが、そこだけが柔らかいのではなく、馬体そのものに柔軟性を感じるところもポイントにあげておきたい。 ダノンリバティ 牡5 騎手:松若風馬 厩舎:(栗)音無秀孝 父:キングカメハメハ 母:スカーレットベル(母父:エリシオ) 光の加減もあるのだろうが、張りが十分過ぎるほどにあり、きらびやかな印象を周囲に与えている。馬体だけでなく、顔の表情からも夏負けの兆候は見られない。非常にいい状態にあると言ってよさそうだ。筋肉質ではあるが、キングカメハメハ産駒にしては柔らかい繋をしている馬で、いかにもスナップが利きそうな脚元をしている。これは祖母スカーレットレディの母父であるサンデーサイレンスの特徴だ。 ブラックムーン 牡5 騎手:川田将雅 厩舎:(栗)西浦勝一 父:アドマイヤムーン 母:ロイヤルアタック(母父:ジェネラス) 繋が少し立ち気味で、背中の感じもコンパクト。瞬発力に富んだ印象の強い追い込みタイプの馬だが、馬体の特徴からは長い直線がプラスになるイメージがないと言っておきたい。少し硬さを感じる佇まいはアドマイヤムーンの産駒の特徴。この部分が少し気にはなるが、馬体の張りは十分で、どっしりとした腹構えも相変わらず見栄えがする。夏のレースを使ってきているが、その疲れはまるで感じさせない。 メートルダール 牡4 騎手:M.デムーロ 厩舎:(美)戸田博文 父:ゼンノロブロイ 母:イグジビットワン(母父:Silver Hawk) ゼンノロブロイにシルヴァーホーク、サドラーズウェルズといった同馬の血統もそうなのだが、首が他の出走馬よりも長めで、キ甲は十分に出ているものの、腹構えが薄く、トモの肉付きもそこまで目立つものではない。中距離、もしくはそれ以上の距離で持ち味が出るタイプの馬体だ。前走で結果は出しているものの、マイルの重賞ではどうかという気がする。後ろより前が勝っているところも気になる部分。 ロードクエスト 牡4 騎手:池添謙一 厩舎:(美)小島茂之 父:マツリダゴッホ 母:マツリダワルツ(母父:チーフベアハート) しっかりとした首回りの肉だけでなく、丸みが十分にある素晴らしい馬体をしている。どこかの一部分だけが発達しているといった偏りがなく、全体のバランスが取れているところを特に強調したい。首から背中にかけてのラインが美しく、しっかりとしたトモへと繋がっているのがいい。腹回りの肉付きも十分なら、後肢もビシッとしていている。線の細い面がなくなり、完成期に入ったと思える馬体になっている。 ヤングマンパワー 牡5 騎手:石橋脩 厩舎:(美)手塚貴久 父:スニッツェル 母:スナップショット(母父:サンデーサイレンス) 父がスニッツェルならスプリント系のマッチョタイプになってもよさそうなものだが、スカッと見せる馬体は中距離くらいまでを守備範囲にしている馬のそれ。母父であるサンデーサイレンスの影響を強く感じさせる馬だ。大きく変わったわけではないが、それでも肉付きは良くなっており、馬体の張りも悪くない。腹回りにも肉が戻ってきているのも好材料と言えるだろう。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は8月18日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【8月6日(日)】レパードS

    エピカリス 牡3 騎手:C.ルメール 厩舎:(美)萩原清 父:ゴールドアリュール 母:スターペスミツコ(母父:カーネギー) アメリカ遠征後の1戦。ベルモントSを使えなかった心配があると思うが、見た目の印象は悪くない。筋肉も落ちていないし、ここが緩んでいるという部分もない。胸囲が十分にあるダート馬らしい馬体をしており、兄のメイショウナルトとは明らかに違う。欲を言えば、トモの筋肉がもう少し発達して欲しいが、まだ3歳の夏。これから成長してくるはずだ。 ハルクンノテソーロ 牡3 騎手:大野拓弥 厩舎:(美)高木登 父:ファスリエフ 母:トウカイベルタ(母父:ワイルドラッシュ) どこかが極端に発達しているわけではないが、腹構えはしっかりしているし、バランスが取れた肉付きをしているトモの感じも好印象。全体的にバランスの取れた馬だと思う。繋が柔らかく、この部分だけを見るとダートというよりも芝向きと思わせるものがある。トウカイテイオーの血統であること、サンデーサイレンスが入っていることも影響しているのかもしれない。 タガノディグオ 牡3 騎手:川島信二 厩舎:(栗)宮徹 父:エンパイアメーカー 母:タガノティアーズ(母父:タニノギムレット) 繋が少し立ち気味で、馬体も520キロと大きい。いかにもエンパイアメーカー産駒といった感じの馬だ。1番のセールスポイントは逞しい胸前。芝では力を発揮することは難しく、ダートでこそのタイプだろう。この前との比較で物足りなく見えるのはトモ。だが、これはエピカリスの欄でも触れたように、3歳夏で成長が足りていないからだと思う。 ノーブルサターン 牡3 騎手:鮫島良太 厩舎:(栗)牧浦充徳 父:カジノドライヴ 母:クロスマイハート(母父:スペシャルウィーク) 普通の馬は前脚を閉じ気味にし、後ろを開いて立つものだが、この馬は逆。ゆえに判断が難しいが、このままの印象だけだと直飛のようにも見えてしまう。そうなると力がしっかりと伝わらず、パワーをロスしてしまう。特にこの馬の場合はトモの筋肉がもう少し欲しい状況。余計にそうだろう。父カジノドライヴにもあった硬さも少し感じる。 テンザワールド 牡3 騎手:岩田康誠 厩舎:(栗)大久保龍志 父:ダイワメジャー 母:クォリティシーズン(母父:トワイニング) キ甲がもう少し出たほうがいいと思うし、腹構えも胴が詰まった短距離で、これで長い距離をこなしていることが不思議。筋肉質の馬体は父ダイワメジャーの影響によるものだろうが、この点も短距離馬に多い要素。最初は短距離を使っていたようだが、それも理解できる事象。トモの肉付きはこんなものだろうが、全体的に成長途上といった印象。 スターストラック 牡3 騎手:津村明秀 厩舎:(美)栗田博憲 父:トーセンホマレボシ 母:クルンプホルツ(母父:シンボリクリスエス) 父はディープインパクト産駒でダービー3着のトーセンホマレボシだが、母父はシンボリクリスエスという血統を持つ馬。その影響が強いのか、脚の長い長距離体型で、少し柔らかさに欠ける印象。馬体だけを見ると芝向きで、ゆえに最初は芝を使っていたのだろうが、この少し硬い部分がダートに活路を求めた理由になるのだろう。キ甲はしっかりと出ており、これが同馬のセールスポイントとなっている。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は8月11日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【7月30日(日)】アイビスサマーダッシュ

    ネロ 牡6 騎手:戸崎圭太 厩舎:(栗)森秀行 父:ヨハネスブルグ 母:ニシノタカラヅカ(母父:サンデーサイレンス) 父のヨハネスブルグに非常によく似た馬体をしている。もちろん、要所にしっかりとした筋肉が付いてはいるが、スプリンターにありがちなマッチョではなく、スラッと見せているほど。これは同じヘネシー産駒のヘニーヒューズにも通じる傾向だ。ネロ自身は母父がサンデーサイレンスなので、余計にそう見せるのかもしれない。今回が半年ぶりの競馬になるが、太めの印象はない。 フィドゥーシア 牝5 騎手:石橋脩 厩舎:(栗)松元茂樹 父:Medaglia d'Oro 母:Believe(母父:Sunday Silence) メダグリアドーロの産駒が1000mの重賞を走るイメージが湧きにくい。確かに同馬の母は名スプリンターだったビリーヴだが、フィドゥーシア自身は胴も詰まっておらず、筋肉が豊富に付いたマッチョ体型でもない。牝馬としては十分な首さしをしているが、全体的にはマイル前後の距離のほうが合っているのでは…と思わせる馬体だ。体に太め感はなく、仕上がりそのものに不安はない。 プレイズエターナル 牡7 騎手:北村友一 厩舎:(栗)安田隆行 父:アドマイヤムーン 母:メイビーフォーエヴァー(母父:Zafonic) 父のアドマイヤムーンは母父であるサンデーサイレンスの影響も受けており、スラッとしたところのある馬だったが、同馬は完全なマッスル体型。エンドスウィープや母系にいるゴーンウエストの影響を受けた馬体。詳しく言えば、体の前の部分が発達した“前勝ちの馬”ということになる。繋がやや立ち気味なのも、柔らかい印象を持ちにくい要素のひとつと言えるだろう。 アクティブミノル 牡5 騎手:酒井学 厩舎:(栗)北出成人 父:スタチューオブリバティ 母:ピエナアマゾン(母父:アグネスタキオン) 首周りの筋肉がしっかりとした、トモも大きめ。もちろん、胸前にも十分な筋肉が付いている。母系にはアグネスタキオンがいるが、この馬はストームキャット産駒だった父スタチューオブリバティの影響のほうが大きいと考えていいだろう。大きなマイナス材料がなく、しっかりと伸びた四肢と全体的なバランスの良さは今回の出走馬でも上位。 シンボリディスコ 牡7 騎手:伴啓太 厩舎:(美)高橋祥泰 父:アドマイヤマックス 母:スイートアマリリス(母父:サクラバクシンオー) すでに7歳ということもあるだろうが、キ甲も抜け、すでに馬として完成している。今後、大幅に変わることはないだろう。少し胴が詰まっていて、脚も太い。腹構えもしっかりとしているところはスプリンターらしいが、年齢的なものもあって、少し野暮ったく見える点は否めない。繋の角度を筆頭に脚元がきっちりとしているので、大きな故障に悩まされることはないタイプと見る。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は8月4日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【7月23日(日)】中京記念

    ブラックムーン 牡5 騎手:M.デムーロ 厩舎:(栗)西浦勝一  父:アドマイヤムーン  母:ロイヤルアタック(母父:ジェネラス) 逞しい首さしと肩回りの筋肉が特徴の馬で、馬体の均整も取れている。ダート馬も多いアドマイヤムーン産駒だが、この馬は繋も柔らかく、ダートという印象をまるで感じない。現在の実績が示すように、芝で切れを生かすタイプだと思う。汗をかく夏場のほうが細くなりやすいものだが、この馬は冬場よりも馬体をフックラと見せている。この時期が合うのかもしれない。 ウインガニオン 牡5 騎手:津村明秀 厩舎:(栗)西園正都  父:ステイゴールド  母:チャンネルワン(母父:ポリッシュネイビー) トモが少し頼りなく見えるところにステイゴールドの特徴を見ることができるが、同様に少し寝繋気味の足元も父に似ている印象。スピードに任せて逃げるのではなく、ゴール前でもうひと伸びを発揮することができるのは、この柔らかい繋のおかげと考えていいだろう。ゴツゴツしたところがまるでなく、首から胸前のかけてのラインも素晴らしい。充実期に入っていると思う。 グランシルク 牡5 騎手:福永祐一 厩舎:(美)戸田博文  父:ステイゴールド  母:ルシルク(母父:Dynaformer) 同じステイゴールド産駒のウインガニオンと同じように、トモの部分は少し落ち気味。ただし、少なくない相違点もあり、それは少し頼りなく見える首回り。繋もそこまで柔らかいようには感じない。もちろん、この馬だけで見れば、決して立ち繋というわけではなく、それなりの決め手は持っているのだろうが。うっすらとアバラが浮いている状態になっているが、細いとまでは感じない。 マイネルアウラート 牡6 騎手:川田将雅 厩舎:(美)高橋裕  父:ステイゴールド  母:マイネシャンゼリゼ(母父:トウカイテイオー) この馬もステイゴールドの産駒。前述した2頭と比べると、少しトモ高になっている印象で、キ甲もそこまで伸びていないのに関わらず、背中のラインにくぼみができている。やや柔軟性に欠ける面があるかもしれない。全体的にスラッとしているのも他の2頭にないところで、もう少し長い距離のほうが合いそうな気がする。 ダノンリバティ 牡5 騎手:松若風馬 厩舎:(栗)音無秀孝  父:キングカメハメハ  母:スカーレットベル(母父:エリシオ) トモから飛端、球節までのラインが直線になっている。これはキングカメハメハ産駒に多い特徴で、このような特徴を持っている馬は芝、ダート兼用の万能型と考えていい。パワーを秘める父はもちろん、母系もヴァーミリアンを輩出したスカーレットレディの血統とくれば、この馬体にも納得。豊富な筋肉とどっしりとした腹構えもキングカメハメハの子に多い特徴だ。 アスカビレン 牝5 騎手:松山弘平 厩舎:(栗)中尾秀正  父:ブラックタイド  母:スウェプトレジーナ(母父:スウェプトオーヴァーボード) 他の馬との比較で首が少し細く見えるが、これは牡馬と牝馬の違いだろう。もう少しトモが欲しいように感じるのも、牡馬と比べてしまうからで、この馬自身に関して言えば、牝馬らしからぬしっかりとした腹構えをしており、肩周りの筋肉も十分に付いている。繋は標準的なので、爆発的に切れるということはないだろうが、全体的にまとまっている。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は7月28日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【7月16日(日)】函館記念

    マイネルミラノ 牡7 騎手:丹内祐次 厩舎:(美)相沢郁  父:ステイゴールド  母:パールバーリー(母父:Polish Precedent) すでに7歳。大きな変化はないが、7歳馬としての老いはほとんどなく、完成されたという感じ。この馬の最大の良さは逞しい首回りとしっかりと出たキ甲だろう。繋がとても柔らかく、最近の柔軟な競馬もこの馬体を見れば納得。今回は毛ヅヤが非常にいいし、アバラも浮いて、前走よりも馬ができている印象。具合はかなり良さそうだ。 ステイインシアトル 牡6 騎手:武豊 厩舎:(栗)池江泰寿  父:ステイゴールド  母:シアトルサンセット(母父:Belong to Me) 曾祖母のウィークエンドサプライズは名馬エーピーインディの母として知られた馬で、同馬の母父であるビロングトゥミーはダンジグ直子の種牡馬。この馬の後肢の形はステイゴールドのそれではなく、エーピーインディやダンジグの流れを汲んでいるようにも感じる。そのイメージは切れよりもパワー。スピードで推していく同馬の競馬の形もこれに起因しているのかもしれない。 ヤマカツライデン 牡5 騎手:池添謙一 厩舎:(栗)池添兼雄  父:シンボリクリスエス  母:ヤマカツオーキッド(母父:ダンスインザダーク) 父がシンボリクリスエスで母父にはダンスインザダーク。その血統のイメージ通りに胴が伸びたタイプ。頭の位置が少し高い気がするが、それを補って余りあるほどの雄大な馬体をしている。シンボリクリスエスの直子には柔らかさの足りないイメージがあるのだが、この馬の繋はサンデーサイレンス系の影響を受けており、窮屈さはほとんど感じない。 サトノアレス 牡3 騎手:C.ルメール 厩舎:(美)藤沢和雄  父:ディープインパクト  母:サトノアマゾネス(母父:Danehill) 前走の巴賞を勝って中1週。前走は10キロ増で臨んだのが、1週前に撮影された写真を見ると、アバラが完全に浮いてしまい、少しさびしくなっているように見える。この1週間でどこまで回復できるかだろう。まだ3歳の夏ということもあり、完成期に入った古馬と比較すると馬体の充実度も低い。特にトモはそれほどの力強さがなく、今後の成長を見る際のポイントにもなりそう。 ルミナスウォリアー 牡6 騎手:柴山雄一 厩舎:(美)和田正一郎  父:メイショウサムソン  母:ルミナスハッピー(母父:アグネスタキオン) 父はメイショウサムソン。前駆のほうが少し厚いようにも感じるし、メリハリが欲しいとも思うが、それ以外は特に不満がない。その繋は極端に寝ているわけでも、立っているわけでもなく、理想的な形をしている。どっしりとした腹構えも太いわけではなく、これが力強さを生み出しているとの解釈でいい。トモの張りも十分だ。うっすらと銭型が浮いているあたり、体調もかなりいいのだろう。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は7月21日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【7月9日(日)】七夕賞

    スズカデヴィアス 牡6 騎手:横山典弘 厩舎:(栗)橋田満  父:キングカメハメハ  母:スズカローラン(母父:サンデーサイレンス) キングカメハメハの産駒だが、それほどマッチョなイメージがなく、むしろ馬体をスラッと見せる。これは母父であるサンデーサイレンスの影響があるからではないだろうか。ここが凄いと強調するところこそないものの、前後のバランスが取れていて、逆に弱点らしい面がない。キ甲も抜けていて、すでに完成された馬の佇まいがある。 フェルメッツァ 牡6 騎手:秋山真一郎 厩舎:(栗)松永幹夫  父:ディープインパクト  母:スキッフル(母父:トニービン) 父がディープインパクトで母父がトニービン。その印象は足長でスラッとしたものだが、この馬はそのどちらの系統にも属していない。胸前にはしっかりとした筋肉があり、トモの肉付きも上々。この辺りは母系にいるヌレイエフの影響が出ているのかもしれない。気になるのは真っ直ぐに立てていない前脚。少しガグガクするという表現が適当だろうか。ここが若干のマイナス材料。 マイネルフロスト 牡6 騎手:柴田大知 厩舎:(美)高木登  父:ブラックタイド  母:スリースノーグラス(母父:グラスワンダー) 胸前の筋肉がしっかりとあり、トモにも丸みがある。腹構えも緩いのではなく、どっしりという表現のほうが適当で、ここまで述べてきた部分はオープン馬のそれだ。しかし、これらの箇所と比較したとき、どうしても気になるのが首周りの細さ。この部分だけは、まるで牝馬のような印象を受けてしまう。同時にバランスの悪さも感じてしまうのだ。 ゼーヴィント 牡4 騎手:戸崎圭太 厩舎:(美)木村哲也  父:ディープインパクト  母:シルキーラグーン(母父:ブライアンズタイム) 逞しい首さしと輪郭のはっきりとした胸前。トモにも十分な肉がある。なによりもどっしりと見せる腹構えはディープインパクト産駒のそれではなく、母父であるブライアンズタイムの特徴というべきものだろう。切れよりも持久力をセールスポイントとする馬ではないだろうか。ブライアンズタイムの影響を受けているとすれば、この腹構えでも決して太くはない。 バーディーイーグル 牡7 騎手:吉田豊 厩舎:(美)国枝栄  父:ブライアンズタイム  母:ホームスイートホーム(母父:Seeking The Gold) 一見してブライアンズタイムの影響が色濃く出た体型。ゼーヴィントにも通じるものがあるが、この馬のほうが腹袋はあり、胸前の筋肉も発達している。見るからにパワータイプの体付きだ。母父のシーキングザゴールドはスラッとしたタイプを出すことが多いので、同馬はその影響をあまり受けていないタイプと言えるだろう。十分に伸びたキ甲も同馬の特徴の一つ。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は7月14日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

  • 2017年重賞出走予定馬

    【7月2日(日)】CBC賞

    シャイニングレイ 牡5 騎手:北村友一 厩舎:(栗)高野友和  父:ディープインパクト  母:シェルズレイ(母父:クロフネ) 短い距離のみにこだわる必要のない馬体をしているが、長い休養をする前の馬体と比較すれば、首周りに付いている筋肉の量は一目瞭然で、腹構えもどっしりとしているように見える。胸前とトモにも十分な筋肉が付いており、スピード負けすることは決してないだろう。現在は530キロを超える馬体重だが、太め残りはまるでない。 メラグラーナ 牝5 騎手:戸崎圭太 厩舎:(栗)池添学  父:Fastnet Rock  母:Ghaliah(母父:Secret Savings) 父ファストネットロックを実際に見たことがあるが、この馬の一番の強調材料は発達したトモ。異常なほどに盛り上がっていたのが印象的だった。牝馬で500キロと馬格のある本馬だが、トモの厚みはそこまでではなく、父よりも母系にいるシーキングザゴールドに似たイメージ。ただし、足元はオーストラリア血統の馬に多いベタ爪。道悪は向かない。 ティーハーフ 牡7 騎手:国分優作 厩舎:(栗)西浦勝一  父:ストーミングホーム  母:ビールジャント(母父:Green Desert) 馬体に張りはあるが、全体的にモッサリとした印象は否めず、そこは7歳という年齢が理由なのかもしれない。太い首はなかなか逞しく、胸前にも十分な筋肉を保持している。この部分はさすがにオープン馬といった印象だ。繋が少し立ち気味なので、道悪は得意の部類だろう。 トウショウドラフタ 牡4 騎手:横山典弘 厩舎:(美)萱野浩二  父:アンライバルド  母:ウイッチトウショウ(母父:ジェイドロバリー) 光沢のある馬体の張りは好印象。ただし、トモが少し流れ気味になっているのは気になる材料だ。腹袋がしっかりとあり、首周りから胸前の筋肉もなかなか逞しい。一方で、トモにもう少し厚みが出てもいい気がする。前後のバランスが整ってくると、もうひとつ上のステージに上がれそうなのだが。 スノードラゴン 牡9 騎手:大野拓弥 厩舎:(美)高木登  父:アドマイヤコジーン  母:マイネカプリース(母父:タヤスツヨシ) すでに9歳。さすがに上がり目を望みにくいが、筋肉が落ちている印象はなく、それなりに張りもある。しかし、元来が筋肉のボリュームが目立たない芦毛ということもあり、特に強調するような箇所がないのも事実。トモもスプリンターにしてはやや薄めだが、足元の印象からは道悪はプラス材料になる。 タイムトリップ 牡3 騎手:幸英明 厩舎:(美)菊川正達  父:ロードアルティマ  母:ミルフォードスバル(母父:ホークアタック) 3歳馬だが、胸前にはまずまずの筋肉が付いており、古馬との比較でもそこまで見劣りしない。また、胴の詰まった馬体から、距離には間違いなく限界があるタイプで、1200mへの短縮もプラス材料と考えて良さそうだ。一方で、トモの肉付きはもうひと息。ここがパワーアップしてくれば、さらに良くなりそう。 ※無料公開期間【次回馬体診断】更新まで ※次回の【馬体診断 -鬼才の眼 フィジカルメソッド-】は7月7日(金)の公開予定となります。 ・『アカデミック連載 -最強の競馬学-』『先週のレース解説 -調教師の着眼点-』『血統診断 -白井式ブラッドマニュアル-』『人気記事』 などもお楽しみください。

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